まだピアノで消耗してるの? 保育者の弾き歌いにはギターがオススメ!の記事にこんなコメントを頂きました。
これはいい。
子どもたちも、ピアノ伴奏に飽き飽きしてると思う。
保育士の試験もギターで出来るようにすればいいのに。
(o・口・o)ギターでの試験受験は、できます!
ピアノ伴奏に飽き飽きしているのかはさておき(笑)、少なくとも保育士養成協議会では、ピアノだけでなくギターでの弾き歌いを公認しています。それだけではなく、もう一種類公認している楽器があるので紹介しますね。
資格の実技試験では3種類の楽器から選べる
保育士の免許は大学の幼児教育科や専門学校へ通うと卒業と同時に取得できますが、学校へ通わずに保育士養成協議会が行っている試験(筆記+実技)にパスするだけでも取得可能です。
当然この実技試験にも弾き歌いの科目があるんですが、その試験概要がこちらです。
1) 音楽表現に関する技術 幼児に歌って聴かせることを想定して、課題曲の両方を弾き歌いする。
(中略)
- ピアノ、ギター、アコーディオンのいずれかで演奏すること。(楽譜の持ち込み可)
- ピアノの伴奏には市販の楽譜を用いるか、添付楽譜のコードネームを参照して編曲したものを用いる。
- ギター、アコーディオンで伴奏する場合には、添付楽譜のコードネームを尊重して演奏すること。
- いずれの楽器とも、前奏・後奏を付けてもよい。歌詞は1番のみとする。移調してもよい。
注意1 : ピアノ以外の楽器は持参すること。
注意2 : ギターはアンプの使用を認めないのでアコースティックギターを用いること。カポタストの使用は可。
注意3 : アコーディオンは独奏用を用いること。
平成27年実技試験概要|一般社団法人全国保育士養成協議会より引用
ピアノ
ギター
アコーディオンのいずれかで演奏すること。
保育の弾き歌いはアコーディオンでもOK
上記の通り、保育士の弾き歌いの楽器としては、ピアノ・ギター・アコーディオンの三種類が公認されています。
多分、奏者がコード鳴らしながら歌えて、ある程度頑丈で扱いやすい楽器ということでこの3種なのかと。バイオリンや吹奏楽器(いわゆるラッパの類)も奏者人口多いですが、前者は基本的にコードが弾けませんし、後者は口塞ぐんで歌えませんよね。
就職試験でもギター可の場合があります
保育士養成協議会の試験だけじゃなくて、自治体や私立園の採用試験でも「持参したらギターでもOK」ってところはあります。募集要項を読んでみたり、就職や受験した先輩などに話を聞いてみると受ける所がギター受験可かどうかわかるかもしれません。
ちなみに藤子は就活で5,6ヶ所受験しましたが、1ヶ所ギター可の自治体がありました。アコーディオンは藤子が聞いた限りでは使用可のところゼロだったはず。
おわりに
アコーディオンはアレです。「私昔フランス住んでたからセンター試験で英語じゃなくてフランス語受けます」みたいなノリだと思います。ウソです。まったく縁のない楽器なので正直何も言えないです。
ピアノ・ギター・アコーディオンにかぎらず、いろいろな楽器が出来ると保育の幅も広がりますね⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン!