著者の息子さんが思春期だったころの観察エッセイ漫画です。

息子さんは1988年生まれなので、藤子と大体同じくらいです。確かに10代の頃はこんな感じだったw

自分も経験した思春期を母親目線で振り返る。

ファッションへの関心とかお小遣い事情とかは自分でもうっすら覚えてますが、声変わりとかは気がついたら低くなっていたくらいの記憶しかないので、母親から見るとどんな感じだったのか読めて面白いです。

部活系のエピソードが読みたい場合は娘さんの本がオススメ。

そういえば成長期や部活に関する描写がなかったのが気になります。声変わりに関しては1パートまるごと使って描写してあるんですけど、「中学X年で抜かされた」とか「膝がイタイイタイ言うので病院に連れて行ったら成長痛だった」みたいなのはなかったです。

部活に関しては帰宅部だったのかもしれませんが、著者さんは他にもう一人娘さんがいるので、「思春期の男の子」っというテーマで作品作りするためにバッサリ切ったのかな、という気もします。

また、作者さんは娘さんを主人公にした本も出されていて、そちらはダンスにのめり込んでいく様子が描かれています。部活ではないんですが、「なにかに夢中になる子どもとそれを見守る母親」に関するエピソードはそちらで読めます。

あと「10代男子の食欲は底なし」みたいな話は聞きますが、みんなリュウくん(息子さん)くらい食べるのが普通なんでしょうか。藤子は食が細かったんでいまいちピンときません。。。

⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン!